Power Push trf「WATCH THE MUSIC」小室哲哉インタビュー 2

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SAMたちとの“約束”──音について「これだけは」と決めていたことってありますか?あるんですけど、そこにたどり着くまでに、ダンサーたちが納得をしなきゃいけないわけですよ。例えばBPMひとつ取っても、テクノだと130140の速さで、これ以上落とせないジャンルのものだったんですけど、ハウスだったら120くらいが基本って決まっていて。でも、ダンサーにとっては足のステップが速ければ速いほど細かいことができなくて。つまり僕の構 COACH アウトレット 想してるテンポ感とか曲調と、彼らとの落としどころっていうのがなかなかなかったので、そこが一番苦労しました。なので僕は、あるどこかのタイミングで、何年間とは言わなかったですが「これを乗り越えてくれたら、みんなが一番得意なテンポ感の楽曲を必ず作る」と言ったんです。音も含めてみんなが好きな楽曲を必ず約束する、だからそれまでサポートのような気持ちでもいいからって。それでダンサーたちはみんな、KOOちゃんもYUKIもそうですけど、もとのパーソナリティがいいので一生懸命やってくれたんですね──多少納得のいかないものでもええ。で、数年後、車の中でたまたまSAMといたときに「約束したよね、僕と」って言って、カセットだったかもしれないな、その場で新しい曲を聴いてもらったんです。

それが「Overnight Sensation 時代はあなたに委ねてる」なんですよ。あれ、いきなりテンポが遅いでしょうそこで僕はホッとひと安心したというか。しかも結果枚数もついてきたし、レコード大賞までいただけたっていうこともあって──でもダンサー側のリクエストをそこまで理解しつつも、ずっと速い曲を出していたのはどうしてだったんですか? 試行錯誤だったのか、それともシーンを考慮していたのかまず、ジュリアナ東京の成功からくるレイブサウンドの波があったっていうことと、ファウンダーであるエイベックスの社長自体ユーロビートが好きで。その人は当然好きな音楽を売りたいに決まってますよね。さらに「EZ DO DANCE」以降は、もっと日本の若い子たちに向けて、カラオケだったりテレビだったり、視覚的にわかりやすいアプローチをしていかなきゃいけなかったし、当然タイアップだったりっていうのもありました──「survival dAnce no no cry more」「BOY MEETS GIRL」「CRAZY GONNA CRAZY」「masquerade」が次々と大ヒットした頃、やはりダンサー陣は正直なところ「チャートで1位になってもぜんぜんうれしくなかった」そうなんです。その点で言えばプロデューサーの小室さんは、自分の作った曲がヒットチャートの1位になるというのはうれしいことでしたか? www.coach-may.com

いや、うれしいというより使命感のほうが大きかったですね。それは千葉さんとかと似てるところがあるかもしれないですけど、エイベックスとして邦楽第1号のアーティストですよね。やっぱりその重責があって。何十人、何百人の人が苦労してそこまで持っていったわけなんですけど、仮にうまくいかなかったとき矢面に立って「ダメだったじゃないか」って言われるのは副社長であったり、僕だったり……って勝手に思ってただけかもしれないけど、責任感はすごくあったので。とにかく“ミリオン”、それから“1位”。この2つですね。これをクリアしない限りは次にやりたいことをやれない、イコールSAMたちに約束したこともできない、っていう気持ちでしたね──確かに「Overnight Sensation」以降、楽曲の幅がグッと広がったような気がします僕の一番好きなアルバムが「BRAND NEW TOMORROW」(※1995年発売の6thアルバム。小室プロデュース期最 COACH メンズ 後のオリジナルアルバム)なんですね。実はああいうテンポ感やああいう音がこの5人には一番合ってるなと、もともと最初から考えてたんです──メンバーの主体性が強まったからか、5人の結束も固くなったように見えましたしそうですね。いつの間にか彼らも、すごく違和感のあった楽曲が完全に自分たちのものになってしまったんだと思います。間の空け方、自分にスポットが当たるタイミング、いろんなことをすべて自分たちの力でプロフェッショナルなまでに磨いていったと思うんですEDMは“8ビートミュージック”──「WATCH THE MUSIC」について「trfの懐かしさと新しさの両方を感じてもらえる作品にしたい」とコメントを発表されていましたが、今作で表現した「新しさ」とはズバリEDM的な要素ですか?

そうですね。いわゆる“trfっぽい”と言われるテクノの“音技”(おとわざ)も多用させてもらってるので、それが「懐かしさ」と言いますか──EDMは、リリースを控える「DEBF3(Digitalian is eating breakfast 3)」や「globe EDM Sessions(仮)」も含め最近の小室さんについて回るキーワードとなっていますが、小室さんの考えるEDMとは?

EDMっていうのは8ビートミュージックと言ってもいいくらい、8ビートが基本です。エレクトロを、みんなが楽しめる8ビートのダンスミュージックにしたもの。今auのCMで流れてるDAFT PUNKの「One More Time」なんかがそうで、トットッチッ、トットッチッって基本的に8ビートなんですね。16ビートではなく。EDMがここ3年くらいで急にチャートに入ってきているのは、それが8ビートだからというのが一番大きいと思います──というと? www.coach-may.com

1小節が8分音符で済まされるっていうのは、老若男女誰にとっても非常にストレスがないんです。もしストレスがある人は自分の中でその倍を取ったり、半分の4で数えたりすればいい。8は4と16の真ん中なのでそこからどんなふうにでも派生できるわけです。それに8ビートはどんな人でも一度は聴いてるほどポピュラーなものだから、どんなアーティストがやっても今の潮流にハマっちゃうんです──音楽シーンの中から長年流行を見つめてきた小室さん自身は、昨今のEDMブームをどう見ているんですか?

カルチャーとしてのテクノがドイツ・ベルリンのラブパレードで終焉を迎えて以降、ハウスとかジャングルとかダブステップとかいろいろな音楽が若者の中で流行っていますけど、すべて一過性のものじゃないかと思うんです。そこにEDMっていう言葉がウルトラミュージックフェスティバルなどの甲斐あってやっと根付いてきたというか、食べられるくらいまでに熟してきて──「やっと」という感覚が強いんですねそうですね。1983年に作ったTM NETWORKの1stアルバムも完全に8ビートで、作り方は基本的に今のEDMと何ひとつ変わってないですから。初めっからコンセントがないと始まらない音楽でした。もうその時点でエレクトロなんですね。だから個 COACH メンズ 人的には30年間エレクトロミュージックをやってきたという自負はあります。